県南公立小中学校事務職員研修会(生成AI活用研修)

AIへの不安を整理し、学校事務の仕事で少しずつ使うための研修。Gemini・NotebookLMの活用例と、時間を生み出す道具としてAIに向き合う考え方を紹介します。

県南公立小中学校事務職員研修会で講師とAI活用の資料を映したスクリーン
2026年1月16日 県南公立小中学校事務職員研修会にて

2026年1月16日、茨城県県南生涯学習センターで開催された「県南公立小中学校事務職員研修会」の講師を担当しました。主催は県南公立小中学校事務職員研究会。公立小中学校の事務職員183名が参加されました。

今回の研修で大切にしたのは、AIを完璧に使いこなすことよりも、不安を整理し、自分で判断して使い始められるようになることです。

安心して使うための判断軸から

生成AIを仕事に取り入れるときには、便利さだけでなく、入力する情報の扱いや、出てきた内容をどう確認するかが気になります。

研修では安全性と信頼性を取り上げ、校務での活用につなげました。事前に寄せられた不安や疑問についても、回答をまとめた資料を用意しました。

通知文や資料整理など、身近な校務へ

紹介したのは、Geminiによる通知文・挨拶文の下書きや表計算の相談、NotebookLMによる資料の要約・質問への回答、スライド・図解の作成、資料の音声化などです。

アンケートでは、資料の要約や複雑な通知文の図解に関心が寄せられました。AIへの漠然とした不安が、具体的な業務で使うイメージへ変わったという趣旨の声もありました。

満足・概ね満足は97.8%

研修全体の満足度に関するアンケートは、有効回答139件。「満足」が66.9%、「概ね満足」が30.9%で、合計97.8%でした。

自由記述には、業務の効率化で生まれた時間を、ほかの大切な仕事に充てたいという趣旨の声や、操作しながら学べる場・学校同士で活用事例を共有する場を求める意見がありました。

「少し手伝ってもらう」から始める

AIは完璧に使いこなす必要はなく、「少し手伝ってもらう」くらいの距離感で十分です。生成AIは仕事を置き換えるものではなく、時間を生み出すための道具。焦らず、無理せず、少しずつ触れてみる。それだけで十分だと考えています。

学校事務の身近な仕事を題材に、安全な使い方から学ぶ研修もご相談いただけます。

ABOUT THE AUTHOR

室井 利寛 TM AI Compass

生成AIアドバイザー・AI研修講師。AIがはじめての方から、企業の研修・業務改善まで、一人ひとりに合わせてお手伝いします。

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